外国系のニュースサイトで目にすることが多いスライダーの使い方をくらべてみました。


スライダーの使い方を調べてみた


 ニュースピックアップを上部に配置しているサイトを気にした事はありますか。

 関連記事とは少し違う使い方をされていて、ピックアップ記事で用いられる事が多いスライダーの使い方をくらべてみました。


ウォール・ストリート・ジャーナル紙



ウォール・ストリート・ジャーナル紙では、個別記事を表示すると上部にスライダーを使ってピックアップ記事を表示しています。

高さは90ピクセルで構成されています。 左上には「◯◯主要記事」のようなインデックス・ラベルが付いています。 

また、有料記事が多いため「有料」を示す鍵マークの有無で「有料」「無料」がわかるように作られています。


ニューヨーク・タイムズ紙



 ニューヨーク・タイムズ紙でもWSJ紙と似たようなスライダーが配置されています。 こちらは、自動スライドさせずに矢印で記事の表示を移動させるように作られています。

小さな写真と分類、記事のタイトルを表示させています。

無限スクロールする作りのようです右側スクロールすると延々と記事が表示され続けます。 その中には、ランキング番号がついた記事もありますので全ての記事を表示させているようです。

高さはWSJより少し低く70ピクセル程度でしょうか。



ハフィントン・ポスト紙




ハフィントン・ポスト紙にもスライダーがあります。 表示記事の数は3つとWSJやNYTimesと比べると1つすくないですが、横長の写真を表示させてその下に記事タイトルを表示させるレイアウトです。

ピックアップの記事数は15記事で自動スクロールはありません。

高さは画像と文字で構成されているためでしょうか、100ピクセルくらいあります。

表示はシンプルで画像とタイトルだけです。

ハフィントン・ポスト紙は、ランキング(人気記事)にも同じ構成を使って表示させています。


まとめると


ウォール・ストリート・ジャーナル紙が一番多くのデータを使ってスライダーを構成しています。 似たような構成でスライダーを作る場合には、CSSなども増えますからちょっと手間が多いかもしれませんね。

ニューヨーク・タイムズ紙はウォール・ストリート・ジャーナル紙をシンプルにした内容のようですがエンドレス(終わりがない)で記事を読み込み続けますから誰かが制御している感じではありません。 連続して読み込みを続ける処理ができるかどうかがポイントになります。

ハフィントン・ポスト紙のスライダーは、画像のサイズを小さくして切り出しを行うこととタイトルだけを取り出すと実現できそうですね。

コードの作り易さを考えるとシンプルな構成でいいのかもしれませんね。